正看護師と准看護師の違いを徹底比較|仕事内容や給料の差も解説

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「正看護師と准看護師の違いってなに?」
「准看護師から正看護師になる方法は?」

とお悩みではありませんか。

この記事では、正看護師と准看護師の違いを項目別に比較していきます。
>>先に正看護師と准看護師の違いを確認する

その他、正看護師・准看護師になるメリットデメリットや、試験の違いなど、詳しく解説しています。

「正看護師と准看護師のキャリアアップ方法を知りたい」という方も、ぜひ参考にしてみてください。

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正看護師と准看護師の違いを項目別に徹底比較

まずは、正看護師と准看護師の違いを項目別に比較します。

勤務先・仕事内容の違い

正看護師と准看護師に、勤務先・仕事内容に大きな違いはありません

ただし、正看護師ではできても、准看護師はできない業務があります。

ここでは、准看護師ができることとできないことを簡単に解説します。

准看護師ができる業務

  • 医師が患者を診療する際の補助
  • 病気・障害をもつ方へ日常生活の補助
  • 疾病の予防・健康維持増進の教育
  • 具体的には、血圧の測定・点滴の作成や投与・手術の処置や補助です。

    勘違いされがちですが、准看護師は患者への静脈注射・点滴は認められています

    准看護師ができない業務

  • 医師・看護師からの指示以外で業務を行う
  • ほかの看護師へ指示を出す
  • 管理職への昇進
  • 看護計画の立案
  • 正看護師と准看護師は業務内容に違いがないものの、自らの判断で処置できません

    ほかの看護師への指示も禁止されており、あくまで医師・看護師からの指示を受けた上で業務を行う必要があります。

    また、正看護師は管理職や専門部署への配属が優先される傾向にあります。

    ※参照:
    准看護師 独立行政法人福祉医療機構
    看護師による静脈注射の実施について 厚生労働省

    年収・時給など給料の違い

    正看護師と准看護師の平均年収・平均時給を、表で比較します。

    平均時給 平均年収
    正看護師 1,747円 479万円
    准看護師 1,468円 403万円

    ※参照:厚生労働省 賃金構造基本統計調査(看護師の基本情報をまとめて算出/2025年6月時点)

    准看護師よりも正看護師の方が、時給・年収ともに高くなっています。

    正看護師は国家資格であるとともに、主体的に判断し業務を行えるため、准看護師と比較して行える業務の奥行があります。

    そのため、時給・年収ともに高くなる傾向にあるでしょう。

    関連記事:
    准看護師の給料は低い?条件別の平均給料や正看護師との違いも徹底解説
    【最新】看護師の年収を徹底調査|給料を上げる方法も解説

    学校・養成所の違い

    正看護師と准看護師では、通う学校・養成所に違いがあります。

    通う学校・養成所
    正看護師
  • 看護大学:4年
  • 短期大学:3年
  • 看護師養成所3年課程(専門学校):3年
  • 准看護師
  • 准看護師養成所:2年
  • 高等学校衛生看護科:5年
  • 高等学校専攻科5年一貫教育校:5年
  • 准看護師は最短2年間学ぶことで、受験資格を得られます。

    また、高等学校衛生看護科は、高等学校教育を3年間受けたあとに、看護に関する専門的な知識を2年間学びます。

    正看護師が大学で4年、もしくは短期大学・養成所で3年学ぶのに対し、准看護師は最短2年で受験資格を得られるため経済的ハードルは低いでしょう。

    ※参照:発見・看護! 厚生労働省

    構成比率の違い

    ここでは、厚生労働省から発表されているデータをもとに、正看護師と准看護師の構成比率を紹介します。

    総人口
    正看護師 1,311,687人 1,199,523人 112,164人

    ※令和4年時点

    正看護師の構成比は、女性が91%、男性が9%です。

    令和2年と比較し、男性は7,799人、女性は22,977人増えており、年々増加傾向にあります。

    総人口
    准看護師 254,329人 235,521人 18,808人

    ※令和4年時点

    准看護師の構成比は、女性が92%、男性が8%です。

    また、令和2年と比較すると、全体で30,260人、女性28,342人、男性1,918人減少しています。

    正看護師と比較して、准看護師は今後も年々減少していくことが予想されています。

    ※参照:令和4年衛生行政報告例(就業医医療関係者)の概況 厚生労働省

    正看護師人口と准看護師人口の推移

    厚生労働省の調査によると、前回令和2年度の調査と比較し、就業看護師は2.4%増加していることがわかりました。

    調査は隔年で行っていますが、平成24年度と比較すると正看護師は年々増加しています。

    ただし、准看護師にいたってはそうではありません。准看護師は前回調査と比較し、10.6%減少しています。

    さらに、平成24年度よりも103,448人減少しており、准看護師としての間口は広いものの、待遇面や年収、キャリアアップを含めたさまざまな理由で職離れが進んでいる傾向です。

    ※参照:令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況  厚生労働省

    正看護師・准看護師になるメリットとデメリット

    この章では、正看護師と准看護師のメリット・デメリットをご紹介します。

    正看護師になるメリットとデメリット

    まず正看護師になる、メリットとデメリットをご紹介します。

    正看護師のメリット

    • すべての看護業務を行える業務
    • 給料が高い
    • キャリアアップできる

    正看護師は、管理職になれるだけでなく看護資格を活かして助産師、保育士、養護教諭などへキャリアアップができます。

    あらたに学び、資格を取得する必要がありますが、看護資格を保有していることで他の職種へ派生させる選択肢を持てます。

    関連記事:看護師が転職して他職種に就ける?おすすめの転職先ランキング|体験談も紹介

    正看護師のデメリット

    • 生活リズムの乱れや体力的な負担、プレッシャーを感じやすい

    正看護師としてのデメリットは特にありません。

    ただし、正看護師・准看護師に関わらず、日勤と夜勤が織り交ざったシフト制の勤務形態です。

    そのため、生活リズムの乱れがあることや体力的な負担、プレッシャーなどが挙げられるでしょう。

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    准看護師になるメリットとデメリット

    准看護師になる、メリットとデメリットを解説します。

    准看護師のメリット

    • 中卒でも資格取得ができる
    • 資格取得までの費用を抑えられる
    • 働き口に困らない

    准看護師は中卒からでも、決められた機関で専門的に学ぶことで資格取得が可能です。

    また、費用を抑えられるだけでなく、深刻な人手不足の状況から働き口に困ることはないでしょう。

    准看護師のデメリット

    • 正看護師と業務内容あまり変わりがないにも関わらず給与水準が低い
    • キャリアアップができない
    • 他都道府県へ引越しした場合免許の変更手続きが必要

    特に准看護師は国家資格ではなく各都道府県知事からの認定資格のため、資格取得をした都道府県を出て働く場合、准看護師資格の変更手続きが必要です。

    さらに、申請手続きから交付が完了するまでに時間がかかるため、必ず登録済み証明書の発行を希望しましょう。

    ただし、各都道府県によってその仕様は異なるため確認が必要です。

    ※参照:准看護師籍訂正・免許証書換え交付申請について 東京都保健医療局

    准看護師になるためのステップ

    准看護師とは、都道府県知事が発行している「准看護師免許」を取得している看護師のことです。

    ここでは、准看護師になるためのステップを解説していきます。

    1.准看護師養成所・高等学校衛生看護科を卒業する

    准看護師になるには、文部科学省および厚生労働省の指定を受けた「准看護師養成所」または「高等学校衛生看護科」を修了する必要があります。

    修業年限は通常2年で、受験資格を得るのに必要な教育を学びます。

    准看護師養成所は中学校卒業後の進学も可能で、早期から医療現場を目指す道として位置づけられており、働きながら通える学校も多いです。

    2.准看護師試験に合格する

    養成課程を修了後、各都道府県が実施する「准看護師試験」に合格することが求められます。

    試験は年1回実施され、筆記による学科試験が中心です。

    主な試験科目

    • 人体の仕組みと働き
    • 栄養
    • 薬理
    • 疾病の成り立ち
    • 保健医療福祉の仕組み
    • 看護と法律
    • 基礎看護
    • 成人看護
    • 老年看護
    • 母子看護及び精神看護

    ※参照:准看護師の生涯教育研修体制の構築/一般社団法人

    3.准看護師免許を取得

    試験合格後、申請は住民票による住所地の都道府県知事に行います。
    申請書類は事前に確認しておきましょう。

    審査後正式に免許が発行され、准看護師として医療機関での勤務が可能です。

    免許は全国で有効ですが、申請から免許証の発行までは数ヶ月かかる場合があることは、事前に把握しておきましょう。

    准看護師の資格を取得したら、さっそく勤務先を探します。
    ここでご紹介する看護師向け転職サイトも、准看護師のお仕事を多く取り扱っています。

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    正看護師と准看護師のキャリアアップ方法

    正看護師と准看護師が、キャリアアップする方法をそれぞれご紹介します。

    関連記事:看護師のキャリアアップを徹底解説|キャリアプランやおすすめの資格もご紹介

    正看護師がキャリアアップする方法

    転職する
    マネジメントスキルを身に着け管理職に就く
    資格を取得し保健師・助産師・養護教諭になる

    正看護師がキャリアアップを考える際、転職することが1番の近道でしょう。

    「現在の職場ではキャリアアップが難しそう」と考えている方は、転職を視野に入れてみてくださいね。

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    准看護師がキャリアアップする方法

    転職する
    正看護師になる
    介護系関連資格を取得する

    准看護師がスキルアップを希望する際、1番最初に考えることは正看護師になることでしょう。

    実際、准看護師から正看護師になるケースは多いです。

    准看護師が正看護師になるには、3つの方法があります

    1. 全日制の看護学校へ2年通い国家試験を受ける
    2. 定時制の看護学校へ3年通い国家試験を受ける
    3. 通信制の看護学校へ2年通い国家試験を受ける

    また、1・2に関しては、中卒の場合実務経験が3年以上必要です。

    さらに、3に関しては実務経験が7年以上必要で、通信制でありながら登校しなければならず、実習のみ行います。

    あなたが准看護師になる前の経歴や、これまでの実務経験により選択できるルートが異なるため注意しましょう。

    しかし、時間も費用もかかるため、思い立ってすぐに実行することは難しいでしょう。

    そのため、准看護師においても、スキルアップ目的の転職も珍しくありません

    ※参照:看護師になるには 厚生労働省

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    参照記事 看護roo!転職の評判・口コミ

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    関連記事:看護roo!転職転職の評判・口コミ|利用者の本音や注意点を徹底調査

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    参照記事 レバウェル看護の評判・口コミ

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    関連記事:レバウェル看護(旧:看護のお仕事)はしつこいという評判は本当?実際の口コミや特徴も解説

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    参照記事 ナース専科 転職の評判・口コミ

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    関連記事:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)の評判・口コミ|他社との比較で判明した特徴や違いも徹底解説

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    関連記事:【看護師転職サイト】おすすめランキング|口コミから徹底比較

    正看護師と准看護師の違いに関するよくある質問

    この章では、正看護師と准看護師の違いに関して、よくある質問とその答えをご紹介します。

    准看護師資格は廃止されるって本当?

    結論から言うと、現状、准看護師資格の廃止は決定していません

    看護制度の一本化等に関する請願が行われ、就業経験年数が10年以上の准看護師を対象に正看護師への移行教育を行う方針が打ち出されました。

    また、1972年に看護制度改善検討会が設置され、准看護師制度の廃止・見直しが報告書に記載されています。

    しかし、少子化や高齢社会、反対派の存在を鑑み、准看護師資格の廃止はいまだ現実味を帯びていないのが現状です。

    ※参照:
    看護制度の一本化等に関する請願:請願の要旨 参議院

    正看護師と准看護師の同時受験・併願はできる?

    正看護師の国家試験と准看護師認定試験は、同時受験・併願が可能です

    また、同時受験することで、万が一正看護師の国家試験に落ちた場合の滑り止めができるでしょう。

    さらに、准看護師認定試験は各都道府県で行われ、正看護師国家試験とは別日程で催されます。

    日程が重複することで併願できない、という心配は必要ありません。

    働きながら准看護師から正看護師に挑戦するのは難しい?

    働きながら准看護師から正看護師に挑戦することは、簡単なことではありません

    准看護師として日勤・夜勤をこなしながら、看護学校に通うことは容易ではないためです。

    時間・体力・経済的な側面から、問題なく挑戦できるか検討してみましょう。

    正看護師・准看護師・高看護師・看護助手それぞれの違いは?

    正看護師・准看護師・高看護師・看護助手の違いを、表でまとめました。

    特徴
    正看護師 厚生労働大臣から授与される国家資格
    准看護師 都道府県知事から認定される免許
    看護助手
  • 看護の補助を行う
  • 資格は必要無し
  • 高看護師 高等学校における5年一貫教育を受けた看護師

    看護助手は看護の補助を行うため、資格を必要とせず無資格でも従事が可能です。

    また、高看護師はいわゆる高等看護学校卒業の看護師であり、独立した資格区分ではありません

    ※参照:
    看護師 厚生労働省
    准看護師 独立行政法人福祉医療機構
    看護助手 厚生労働省
    高等学校における看護教育 文部科学省

    「准看護師のくせに」と思われたりする?

    「准看護師のくせに」と思われることが、一切ないとは言い切れません

    資格の種類において、差別的な発言・見下すような思考はあってはならないですが、世の中からなくすこともまた難しい問題です。

    ただ、正看護師か正看護師かというよりは、経験やスキルの方が一般的に重視される傾向にあります。

    差別的な見え方を意識するよりも、あなた自身のスキルアップで資格差を埋めると良いでしょう。

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    正看護師と准看護師の違いまとめ

    これまで正看護師と准看護師の違いを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

    正看護師と准看護師の違いをしっかりと理解した上で、正看護師へのキャリアアップを検討してみませんか

    また、資格取得ではなく現状のままスキルアップ・待遇改善を目指す場合は、転職がおすすめです。
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    参考文献
    看護職員就業状況実態調査結果
    看護職のキャリアと働き方支援サイト
    看護職のキャリア
    看護職員の現状と推移
    看護職員研修事業の実施状況及び事業計画に関する調査について
    看護業務実態調査について
    福祉及び介護施設における看護師の日雇派遣に関するニーズ等の実態調査
    ナースセンターによる看護職員の復職支援の強化
    看護師等(看護職員)の確保を巡る状況
    看護職員等処遇改善事業
    公益社団法人日本看護協会
    准看護師のための進学特設サイト
    看護職のワーク・ライフ・バランスの実現
    いきいき働く医療機関サポートWeb
    医療専門職支援人材確保支援事業報告書(抄)
    賃金構造基本統計調査
    看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査
    衛生行政報告例
    雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)
    令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況