訪問看護を目指す方におすすめの看護師転職サイトランキング8選丨選び方や平均年収も解説

※厚生労働省｜職業紹介事業報告書によると、国内の有料職業紹介事業者は約29,000社

「訪問看護におすすめの転職サイトを知りたい」
「看護師転職サイトはどうやって選べばいいの？」

訪問看護は病棟やクリニックと異なる点が多く、転職サイト選びが非常に重要です。

そこで本記事では、訪問看護師におすすめの転職サイトをランキング方式でまとめました。
＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

看護師転職サイト選びで失敗をすると、その後の働き方にも影響が出る可能性も否めません。
ぜひ、この記事を転職サイト選びの参考にしてください。

看護師におすすめの転職サイト
1．看護roo!転職 詳細を見る 公式サイト→	オンライン30秒で登録完了 10年以上の豊富な実績 東証一部上場企業が運営で安心
	求人数	220,000件 ※2025年12月2日時点
	総合評価	4.9／5.0
2．レバウェル看護 詳細を見る 公式サイト→	利用者数40万人以上 23万件以上の求人から探せる！ Webから簡単60秒で登録完了
	求人数	23万件以上 ※2025年12月時点
	総合評価	4.8／5.0
3．ナース専科 転職（※旧ナース人材バンク） 詳細を見る 公式サイト→	10万人以上が利用！ 利用者の97％が満足※ Webから簡単60秒で登録完了 ※公式サイトより
	求人数	約24,000件 ※2025年12月時点
	総合評価	4.5／5.0
4．マイナビ看護師 詳細を見る 公式サイト→	優良求人数が圧倒的 トラベルナースなど人気求人も！
	公開求人数	約103,000件 ※2025年12月時点
	総合評価	4.5／5.0

訪問看護師におすすめの転職サイトランキング7選

訪問看護への転職は、看護業界に精通している転職サイトがおすすめです。

ここでは、訪問看護転職におすすめの転職サイトを厳選紹介します。

転職サイトごとに特徴や特性が異なるため、あなたに合った転職サイト選びの参考にしてください。

1．看護roo!転職

総合評価：★5.0/5.0

看護roo!転職は、全国の看護師求人に対応している看護師に特化した転職サイトです。
公開されている訪問看護師の求人だけでも約16,000件と、多く保有しています。※

看護roo!転職は、転職サポートの手厚さも特徴の1つです。
応募時に必要な履歴書や職務経歴書などの書類作成・添削、面接日程の調整、面接サポート、企業との条件交渉を行ってくれます。

訪問看護業界に精通しているエージェントが丁寧にサポートしてくれるため、初めて転職する看護師も安心です。

また、転職相談を含むエージェントとのやりとりはLINEで簡単にできます。

「看護師転職で悩んでいる」「訪問看護に挑戦してみようかな」とお悩みの方は、ぜひ気軽にLINEで相談してみてください。
看護roo!転職なら、あなたに最適な選択を提示してくれますよ。

※2025年12月時点

＞＞公式サイトを見る

求人数	220,000件 ※2025年12月2日時点
訪問看護の求人数	約16,000件 ※2025年12月2日時点
対応雇用形態	常勤・パート（非常勤）・契約社員
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://www.kango-roo.com/
参照記事	・看護roo!転職の評判・口コミ

（出典：公式サイト）

看護roo!転職を利用した方の口コミ

▶横にスクロールできます

関連記事：看護roo!転職の評判・口コミ｜利用者の本音や注意点を徹底調査

2．レバウェル看護

総合評価：★5.0/5.0

レバウェル看護は、豊富な職場情報量を保有する看護師専門の転職サイトです。

職場訪問は年間4,000回をこえ、様々な職場の医療方針や雰囲気、風通しの良さ、辞めた方の退職理由まで細かく調査しています。※

そのためレバウェル看護では、求職者一人一人に合った職場を的確に紹介することが可能です。

また訪問看護の優良案件は、公開すると募集が殺到してしまうため、登録者だけの非公開にしている場合があります。

訪問看護での好条件・高収入を希望する方は、ぜひ無料登録をしてみてください。

レバウェル看護は、担当者による入職後のアフターフォローもあります。
これにより万が一トラブルや困りごとがあった場合でも、安心して働けるでしょう。

※2023年8月21日時点／レバウェル看護ができること

＞＞公式サイトを見る

求人数	23万件以上 ※2025年12月時点
訪問看護の求人数	約14,700件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	正社員・パート・派遣・紹介予定派遣
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://kango-oshigoto.jp/
参照記事	・レバウェル看護の評判・口コミ

（出典：公式サイト）

レバウェル看護（旧：看護のお仕事）を利用した方の口コミ

▶横にスクロールできます

関連記事：
レバウェル看護（旧：看護のお仕事）はしつこいという評判は本当？実際の口コミや特徴も解説

3．ナース専科 転職（※旧ナース人材バンク）

総合評価：★4.9/5.0

ナース専科 転職は、地域に密着した転職サポートを特徴とした看護師転職サイトです。

全国の看護師求人に対応しており、各地域に特化したキャリアパートナーがチームとなりあなたの訪問看護への転職をサポートしてくれます。

またナース専科 転職のキャリアパートナーは、専門性の高さが特徴です。

社会保険や労務知識をはじめとし、看護業務に関して70時間以上の研修プログラムを履修しているため、安心して転職を任せられるでしょう。

登録は、Webから1分で入力完了します。
スキマ時間で気軽に登録できる点も、魅力の1つといえるでしょう。

ナース専科 転職は、首都圏だけではなく地方や郊外での訪問看護転職にもおすすめです。

＞＞公式サイトを見る

求人数	約24,000件 ※2025年12月時点
訪問看護の求人数	約8,800件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	正社員・契約社員・派遣社員
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://www.nursejinzaibank.com/
参照記事	・ナース専科 転職の評判・口コミ

（出典：公式サイト）

ナース専科 転職を利用した方の口コミ

▶横にスクロールできます

関連記事：
ナース専科 転職（※旧ナース人材バンク）の評判・口コミ｜他社との比較で判明した特徴や違いも徹底解説

4．マイナビ看護師

総合評価：★4.8/5.0
※マイナビのプロモーションを含みます

マイナビ看護師は、大手人材紹介会社の株式会社マイナビが運営している看護師特化の転職サイトです。

累計登録者数は50万人以上、紹介求人数も8万件以上と大手ならではの豊富な経験と実績を誇ります。※

マイナビ看護師は、あなたの希望する転職スピードに合わせてサポートしてもらうことが可能です。

「サクッと転職」「じっくり転職」「まずは情報収集」というように、あらかじめ担当者に希望の転職スピードを伝えることで、無理のない転職活動が叶いますよ。

またマイナビ看護師の公式サイトには、訪問看護の転職に役立つコンテンツが満載です。

履歴書や職務経歴書の書き方を学べたり、自己PR診断や職場発見診断のように診断チェックできたりもします。

まずは情報収集だけという方も、気軽に活用してみてください。

※公式サイトより

＞＞公式サイトを見る

求人数	約104,800件 ※2025年12月時点
訪問看護の求人数	約20,200件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	正社員・契約社員・パート・アルバイト・業務委託・その他
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://kango.mynavi.jp/
参照記事	・マイナビ看護師の評判・口コミ

（出典：公式サイト）

関連記事：マイナビ看護師の評判・口コミ｜体験談やデメリット解決策を徹底解説

5．ナースではたらこ

総合評価：★4.7/5.0

ナースではたらこは、2009年に創業した看護師専門の転職サイトです。
看護師業界に精通した専属のキャリアアドバイザーが、あなたの訪問看護への転職を徹底的にサポートしてくれます。

アドバイザーに求人検索・求人紹介をしてもらえるため、忙しくて訪問看護の求人検索に時間をとれない看護師も効率的に転職活動可能です。

また、求人票だけではわからない職場の情報も詳しく共有してくれます。
そのため入職後の職場に対するギャップが少なく、ミスマッチが防げるでしょう。

ナースではたらこは、面接対策にも力を入れています。
訪問看護転職で効果的な受け答えや質問予測など十分に対策をしてくれるため、面接が苦手な方でも安心です。

さくっと求人検索をしたい方は、ナースではたらこ公式アプリも併せてチェックしてみてください。

＞＞公式サイトを見る

求人数	約15,700件 ※2025年12月時点
訪問看護の求人数	約2,800件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	正社員・契約社員・一般派遣・紹介予定派遣・無期雇用派遣・パート・アルバイト・業務委託
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://www.hatarako.net/agent/nurse/
参照記事	・ナースではたらこの評判・口コミ

（出典：公式サイト）

関連記事：
ナースではたらこの評判・口コミ調査から見えたメリット・デメリットとは？

6．訪看ナース.com

総合評価：★4.6/5.0

訪看ナース.comは、訪問看護師に特化した転職サイトです。

訪問看護業界に精通しているアドバイザーが、あなたの訪問看護ステーションへの転職を支援してくれます。

訪看ナース.comを利用した方の内定率は実に83％を誇り、サポートの手厚さが伺えるでしょう。※

また、公式サイトでは「日勤のみ」「土日休み」「週1からOK」など、ライフスタイルを重視したお仕事探しが可能です。

子育て世代の看護師やブランクのある看護師でも、無理なくあなたに合った訪問看護ステーションを見つけられますよ。

訪問看護に特化している訪看ナース.comだからこその非公開求人も豊富です。
より多くの求人を比較検討したい方は、一度利用してみてくださいね。

※訪看ナース.comとはより

＞＞公式サイトを見る

訪問看護の求人数	約1,000件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	常勤・非常勤
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://houmonkango-nurse.com

（出典：公式サイト）

7．看護師ワーカー

総合評価：★4.4/5.0

看護師ワーカーは、看護師求人数を豊富に保有する看護師専門の転職サイトです。

中でも訪問看護求人は約5,200件※と多く、正職員やパートなどあなたのライフスタイルに合った働き方が見つかります。

看護師ワーカーの最大の特徴は、手厚い転職サポートです。
応募時に必要な提出書類、面接のアドバイスだけではなく、自分では伝えにくい給与や待遇に関する条件交渉もあなたに代わり行ってくれます。

また、非公開の好条件・高収入案件が豊富な点も魅力の1つです。
登録後は、一般公開すればすぐに募集が締め切られてしまうような希少な非公開求人も、希望をすれば紹介してもらえます。

手厚い転職サポートを受けながら好条件な訪問看護求人を見つけたい方は、看護師ワーカーがおすすめですよ。

＞＞公式サイトを見る

求人数	約48,000件 ※2025年12月時点
訪問看護の求人数	約5,110件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	正職員・契約職員・パート・応援
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://iryouworker.com/
参照記事	・看護師ワーカーの評判・口コミ

（出典：公式サイト）

関連記事：
看護師ワーカー（旧：医療ワーカー）の評判・口コミ｜メリットや注意点も徹底解説

8．日本訪問看護人材紹介センター

総合評価：★4.3/5.0

日本訪問看護人材紹介センターは、訪問看護に特化した地域密着型転職サイトです。

訪問看護師の人手不足に悩んでいる事業所と訪問看護転職を希望する方のニーズを把握した上で、満足度の高い転職をサポートしてくれます。

また、個人で行くには勇気が必要な職場見学や面接にも同行が可能です。

日本訪問看護人材紹介センターの担当者があなたに付き添い、条件交渉や諸手続きも行ってくれます。
そのため「訪問看護は未経験」「ブランクからの復帰」などの不安がある方でも安心です。

さらに、日本訪問看護人材紹介センターの公式サイトにはキャリアアドバイザーによる訪問看護ブログが掲載されています。

訪問看護についての知識が増えたり、転職に役立てたりできるため、ぜひ参考にしてください。

＞＞公式サイトを見る

訪問看護の求人数	約120件 ※2025年12月時点
対応雇用形態	常勤（日勤のみ）・常勤（日勤・オンコール対応）・非常勤（日勤のみ）・非常勤（日勤・オンコール対応）
対応エリア	北海道・青森・岩手・宮城・ 秋田・山形・福島・東京・ 神奈川・千葉・埼玉・茨城・ 栃木・群馬・山梨・長野・ 新潟・富山・石川・福井・ 愛知・静岡・岐阜・三重・ 大阪・兵庫・京都・滋賀・ 奈良・和歌山・広島・岡山・ 鳥取・島根・山口・香川・ 愛媛・高知・徳島・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・ 宮崎・鹿児島・沖縄
公式サイト	https://homenurse-agent.com

（出典：公式サイト）

関連記事：【看護師向け転職サイト】最新おすすめランキング｜口コミから徹底比較

訪問看護をしたい方向け転職サイトの選び方

訪問看護転職をする上で、転職サイト選びは非常に重要です。

担当者の知識や求人数、サポートの質が転職後の満足度に直結します。

ここでは、訪問看護転職を失敗しないよう、転職サイト選びで押さえたいポイントを分かりやすくまとめました。

求人検索で訪問看護が選択できるか

まず重要なのは、求人検索で「訪問看護」をしっかり選択できるかという点です。

訪問看護は、病棟・クリニックとは働き方が大きく異なり、ステーションごとに特徴があります。

比較検討が大切となる中で、「訪問看護」の絞り込み検索ができない転職サイトは効率的に活用できません。

訪問看護転職を検討している方は、求人検索で「訪問看護」を選択できるかを確認するようにしましょう。

訪問看護の情報に詳しい担当者がいるか

訪問看護転職をする際は、訪問看護の情報に詳しい担当者がいるか否かも転職サイト選びの判断ポイントです。

訪問看護では、オンコールの体制、1日の訪問件数、同行期間、記録方法など、病棟やクリニックでは意識しないポイントが多数あります。

担当者が訪問看護業界について理解していない場合、見当違いな求人を紹介されたり、入職後にギャップが生じたりするかもしれません。

特に訪問看護未経験者は、同行の長さや研修内容は安心して働けるかどうかに直結するため、知識豊富な担当者の存在は欠かせないでしょう。

希望する転職支援が受けられるか

転職サポートに関しては、あなたが希望する転職支援が受けられるかを確認することがおすすめです。

訪問看護への転職では、未経験でじっくり相談したい方もいれば、条件重視でスピーディーに決めたい方もいます。

また、面接対策を重視したいのか、ステーション選びの相談を優先したいのかによっても、転職支援方法は異なるでしょう。

訪問看護転職の際に「何を1番サポートしてほしいのか」を明確にすることが大切です。

その希望に沿った支援をしてくれる転職サイトを選ぶことで、納得できる転職に繋がります。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングTOPへ戻る

訪問看護を目指す方が転職サイトを利用するメリット

訪問看護は、ステーションごとに働き方や教育体制の差が大きく、職場選びの自己判断が難しい職種です。

しかし、転職サイトを正しく利用すれば多くの情報や転職支援も受けられます。

ここでは、訪問看護を目指す方が転職サイトを利用するメリットを詳しく解説します。

求人情報でわからない詳細な情報を知れる

訪問看護転職の際に、転職サイトを利用すると求人票には載っていない情報も教えてもらえます。

一般的に訪問看護の求人票には、給与や勤務時間といった基本条件は記載されていますが、詳細な内部情報までは分からない場合が多いです。

しかし転職サイトを利用すると、担当者が事業所から直接ヒアリングした情報や過去の転職者の声などが聴けるため、入職後のミスマッチが防げます。

そのため職場選びで失敗したくない方は、訪問看護におすすめの看護師転職サイトの利用がおすすめです。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

非公開求人紹介があり大手の求人も得やすい

看護師転職サイトを利用する大きなメリットの1つとして、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえる点が挙げられます。

非公開求人は、大手在宅医療グループや高収入が見込める求人など、一般公開をすれば応募が殺到するような好条件求人が多いです。

訪問看護ステーションの中には、応募が殺到するのを避ける、即戦力を確保したいという理由から、転職サイト経由でのみ募集を行うケースがあります。

こうした案件は、個人で求職活動をしているだけでは出合えません。

訪問看護転職の際に転職サイトを利用すると、条件の良い職場を比較しながら検討できます。

条件交渉や面接対策をしてくれる

看護師転職サイトでは、専属の担当者が求職者一人一人に適した面接対策や企業・医療施設への条件交渉を行ってくれます。

訪問看護への転職では、給与やオンコールの有無、同行期間の長さなど、事前にすり合わせておきたい条件が多いです。

しかし、個人で直接交渉するのは心理的なハードルが高く、希望を伝えきれないまま入職してしまうケースも少なくありません。

転職サイトを利用すれば担当者が求職者の希望を整理し、企業や医療施設へ代わりに伝えてくれます。

また、訪問看護ならではの面接質問に対する対策も受けられるため、未経験者でも安心です。

条件面と面接準備の両面をサポートしてもらうことで、転職成功へと繋がるでしょう。

訪問看護を目指す方が転職サイトを利用するデメリット

転職サイトは便利な反面、人によっては合わないと感じる場合もあります。

あらかじめデメリットを把握しておくことで、転職サイトを上手に活用しやすくなるため、ぜひ参考にしてください。

連絡が多いと感じる方もいる

転職サイトへ登録をすると、電話やメールで求人情報などの連絡がきます。

連絡頻度が高い場合や仕事中・休憩時間に重なると、負担に感じる方もいるでしょう。

しかし連絡が多い背景には、希望条件の確認や求人提案をスムーズに進める目的があります。

負担を減らしたい場合、登録後すぐに連絡手段や時間帯の希望を伝えることが大切です。

「メール中心にしてほしい」「連絡は平日の夜のみ希望」など具体的に伝えると、あなたのペースで転職活動を進められますよ。

希望条件とずれた求人紹介をされることもある

転職サイトの担当者から、希望と異なる求人を紹介される場合もあります。

ただし、担当者は選択肢を広げる意図で提案している場合が多く、必ずしも悪い対応とは限りません。

それでも希望と異なる求人紹介が続く際は、譲れない条件と妥協できる点を整理して伝え直すことが重要です。

希望条件が明確になるほど、紹介の精度は高まります。

また紹介内容が改善されない場合は、担当者変更や看護師転職サイトの併用もおすすめです。

あなたと相性の良い転職サイトや担当者を見つけることは、訪問看護転職成功の鍵だと言えます。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

訪問看護の知るべき現状

訪問看護は、日本の高齢化社会や在宅医療ニーズの高まりを受け、利用者数・事業所数が伸びています。

ここでは、訪問看護の需要増加理由、全国のステーション数、給与・年収の傾向を分かりやすく解説します。

訪問看護の需要が増えている理由

訪問看護の需要が増えている理由は、日本の高齢社会進展や利用者・ご家族による在宅での療養希望が背景にあります。

日本財団の調査によると、5割以上の高齢者が人生の最期を「自宅で迎えたい」と答えているのが現状です。

自宅での医療・看護支援へのニーズが高まり、訪問看護サービス全体の需要増加につながっています。

また、国や関連団体が訪問看護師の確保策や体制整備を進めていることから、今後も訪問看護の重要性と必要性は高まる見通しです。

※参照：人生の最期の迎え方に関する全国調査結果／日本財団

全国にある訪問看護ステーションの数

訪問看護ステーションは全国で増加傾向にあり、地域包括ケアの進展とともに事業所数は過去最多です。

一般社団法人全国訪問看護事業協会による訪問看護ステーション数調査では、令和6年4月1日時点で17,329のステーションが稼働しており、前年と比較しても増加傾向にあります。

この増加は、在宅療養支援への需要が高まっていることの表れといえるでしょう。

事業者数の増加に伴う人材確保や質の担保といった課題は上げられますが、今後も訪問看護師の活躍の場が広がっていくことは間違いありません。

※参照：訪問看護ステーション数調査／一般社団法人全国訪問看護事業協会

訪問看護の平均年収・給料

訪問看護の平均年収・給料に関して、厚生労働省の令和5年度介護事業経営実態調査結果を参考にまとめてみました。

	訪問看護の平均月収	訪問看護の平均年収
看護師	304,000円	3,648,000円
准看護師	238,000円	2,856,000円

※平均月収×12＝平均年収として算出

訪問看護は、病棟勤務の看護師と異なり夜勤手当がつきません。

そのため病棟勤務の看護師よりも給料が低く感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、上の表ではボーナスやオンコール対応に応じたインセンティブも含んでいないため、実際は働き方によってこの給料よりも大幅に上がる可能性もあります。

参照：令和5年度介護事業経営実態調査結果／厚生労働省

訪問看護での勤務が向いている方

ここでは、訪問看護での勤務が向いている方の特徴をまとめてみました。

訪問看護は、利用者一人一人とじっくり向き合いながら看護をしたい看護師に向いています。

1対1で関わる時間が長く、生活背景や価値観を踏まえたケアが求められるため、丁寧な関係づくりを大切にできる方に適した働き方です。

また、利用者やご家族とのコミュニケーション力も欠かせません。
訪問先では予期せぬ状況に直面することもあり、臨機応変に対応できる柔軟さがある看護師ほど、やりがいを感じやすいでしょう。

訪問看護とはどういったお仕事なのか

訪問看護は、病棟勤務とは違い、利用者の生活に深く関わる点が大きな特徴のお仕事です。

ここでは訪問看護の基本的な仕事内容から働き方、転職失敗したと感じる後悔など、訪問看護というお仕事について徹底解説します。

訪問看護で行う仕事内容

訪問看護は利用者の自宅を訪問し、医師の指示に基づいて医療的ケアと生活支援を行うお仕事です。

病状管理や療養指導、リハビリテーションなど医療に関することから、食事や環境整備の援助や利用者の生活に寄り添うサポートなどの業務を行います。

また、ご家族への介護指導や精神的サポートも重要な業務の1つです。

病院とは異なり、看護師自身の判断力や観察力が求められるため、やりがいを感じやすい職業だといえます。

※参照：在宅における訪問看護の役割／一般社団法人　全国訪問看護事業協会

訪問看護で働いた場合のスケジュール例

以下は、訪問看護で働いた場合の1日のスケジュール例を表にしたものです。

時間帯	内容
9：00	出勤
9：00～9：30	情報収集・ケアマネージャーなどへの電話対応
9：30～10：00	全体ミーティング
10：00～10：15	訪問先①へ移動
10：15～11：15	訪問先での看護業務
11：15～11：30	訪問先②へ移動
11：30～12：30	訪問先での看護業務
12：30～13：30	休憩
13：30～15：30	訪問先③、④で看護業務
15：30～16：30	担当者会議
16：30～17：00	報告・記録
17：00	退勤

ステーションにより異なりますが、1日4～5件ほど訪問するケースが多いようです。

また「日勤のみ」「オンコールなし」などライフスタイルを重視できるステーションもあるため、ぜひ職場探しの参考にしてください。

※参照：訪問看護ステーション・看護小規模多機能型の１日の流れ／厚生労働省

訪問看護で勤務できる訪問看護ステーションの種類

訪問看護ステーションは、3種類に分けられます。

種類	看護師の役割
総合型	医療処置・健康管理・生活支援など
リハビリ型	バイタル管理・医療的フォロー、リハ職との連携など
精神科特化型	服薬管理、観察、傾聴、生活支援など

総合型訪問看護ステーションは利用者層が幅広く、看護師として豊富な経験を積みたい方に向いています。

リハビリ型訪問看護ステーションは、理学療法士や作業療法士が中心となり、機能回復や維持を目的とした支援が特徴です。

看護師は健康管理や医療的フォローを担い、在宅での生活機能向上を支えます。

精神科特化型訪問看護ステーションは、精神疾患を持つ利用者への服薬管理や精神面のサポートが主な役割です。

傾聴力が高く、継続的な関わりを重視した看護を行いたい方に適しています。

訪問看護で働く看護師が転職失敗したと感じる理由

訪問看護への転職で失敗したと感じる理由として多いのは、事前に仕事内容や働き方を十分に理解できていなかったケースです。

こうしたミスマッチを防ぐためには、転職前にリアルな情報を確認し、見学や相談を通じて自分に合う環境かを見極めることが大切です。

個人での転職活動は情報収集の限界があるため、看護師転職サイトを活用すると効率がいいですよ。

また下の記事では、看護師の転職成功・転職失敗例をご紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

関連記事：
・転職に失敗した看護師の実例紹介！5つの失敗理由や転職成功のコツ・対策を紹介
・看護師の転職を成功させる方法｜6つのポイント、成功・失敗事例、Q&Aを紹介

訪問看護に転職する3つの魅力

訪問看護は、病棟や施設勤務とは違ったやりがいと働き方ができる分野です。

ここでは、訪問看護に転職することで感じやすい3つの魅力をご紹介します。

1．利用者一人一人と向き合いやすい

訪問看護の大きな魅力は、利用者一人一人と丁寧に向き合える点です。

病棟では複数の患者を同時に受け持つことが多く、どうしても時間に追われがちになります。

一方、訪問看護では1件ごとに訪問時間が確保されており、その方の生活背景や価値観まで踏まえた看護が可能です。

症状の変化だけでなく、表情や生活の小さな変化にも気づきやすく、看護師としての専門性を最大限に発揮できるでしょう。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

2．利用者とコミュニケーションが取りやすい

訪問看護では、利用者やご家族とじっくり話す時間を持ちやすい環境があります。

自宅というリラックスした空間での関わりは、病院とは異なり、利用者の本音や不安を引き出しやすいのが特徴です。

日常会話の中から体調変化の兆しに気づいたり、信頼関係を築きながらケアを進められたりする点は、訪問看護ならではの魅力といえます。

訪問看護は、「コミュニケーションを重視した看護がしたい方」「利用者との関係性を大切にしたい方」におすすめです。

3．ワークライフバランスにあわせて働ける

訪問看護は、働き方の柔軟性が比較的高い点も魅力です。

日勤中心の勤務形態が多く、夜勤から離れたい方にとっては生活リズムを整えやすくなります。

また、ステーションによってはオンコール回数の調整や時短勤務の相談も可能です。

訪問看護は、家庭やプライベートと両立しながら働きたい看護師に適した職業と言えるでしょう。

訪問看護転職で履歴書の志望動機や自己PRをうまく書くコツ

訪問看護への転職では、志望動機や自己PRの内容が重要です。

ここでは、訪問看護経験者・未経験者それぞれの立場に合った書き方のポイントを解説します。

訪問看護経験者の場合

訪問看護経験者は、これまでの具体的な実績を志望動機や自己PRに盛り込むことが重要です。

転職理由については、否定的になりすぎないように注意しましょう。

訪問看護経験者の志望動機や自己PRでは、「より専門性を高めたい」「地域医療に深く関わりたい」と前向きな表現を意識すると好印象につながります。

訪問看護未経験者の場合

未経験者の場合は、「訪問看護で活かせる経験」を明確にすることがポイントです。

上のように、未経験であることを過度に不安視する必要はなく、学ぶ姿勢や意思を示すと評価されやすいです。

自己PRも同様、未経験であってもあなたの強みや貢献できる内容を明確に伝えると効果的ですよ。

志望動機や自己PRは、ステーションの教育体制や理念に合わせて調整すると好印象を残せます。

看護師転職サイトでは、ステーションに合わせた履歴書の作成や添削も行ってくれるため、ぜひ活用してみてください。

関連記事：看護師の自己PR例文集｜条件別の例文や書き方・注意点も徹底解説

訪問看護の転職でよくある質問

ここでは、訪問看護の転職でよくある質問について、分かりやすく解説します。

訪問看護への転職で不安を軽減する方法は？

訪問看護への転職で不安とされている点は、以下の通りです。

fa-caret-right単独での自宅訪問
fa-caret-right緊急時やオンコールの対応
fa-caret-rightご家族や利用者との人間関係

特に病棟やクリニックからの転職など訪問看護未経験の方で、不安を感じる方は少なくありません。

訪問看護転職に不安のある方は、事前に訪問看護体験や研修への参加がおすすめです。

座学から実践的な研修も行ってくれるため、緊急時やオンコールの対応などもしっかりと学べます。

自宅で好きな時間に学べる訪問看護eラーニングも効果的なため、ぜひ参考にしてください。

またご家族や利用者との人間関係の構築は、訪問看護をする上で非常に重要なポイントです。

丁寧なコミュニケーションと傾聴を意識し、誠実な姿勢を心がけましょう。

参照：訪問看護師等育成研修事業／福祉局

訪問看護で高年収は目指せる？

訪問看護は、働き方次第で高年収を目指せる分野です。

特に都市部では、オンコール対応や訪問件数に応じた手当が充実しており、病棟勤務・クリニック勤務より収入が上がるケースもあります。

看護師転職サイトを活用すれば、年収モデルや実際の支給例をもとに年収比較も可能ですよ。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

訪問看護向けの転職サイトを使えば職場見学できる？

訪問看護向けの転職サイトを利用すると、多くの訪問看護ステーションで職場見学を受け入れてくれます。

見学を希望する場合は、転職サイトの担当者がステーション事業者と調整を行い、機会を設けてくれるケースが多いです。

職場見学では、ステーションの雰囲気やスタッフ同士の関係性など、求人票だけではわからない働きやすさも確認できます。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、積極的に相談してみるとよいでしょう。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

訪問看護師におすすめの転職サイトランキングまとめ

自宅での医療・看護支援へのニーズが高まり、訪問看護全体の需要は増加しています。

その中で訪問看護への転職は、働き方や看護の在り方を見直す大きな一歩です。

未経験からの不安や職場選びの迷いは、信頼できる看護師転職サイトを活用することで軽減できます。

訪問看護に強い転職サイトであれば、ステーションの内情や働き方、年収面まで具体的に把握しやすく入職後のミスマッチも防げるでしょう。

まずは気になる転職サイトをチェックし、あなたに合った看護師転職サイトを見つけてみてください。

＞＞訪問看護におすすめの看護師転職サイトランキングはこちら

参考文献

・看護職員就業状況実態調査結果 ・看護職のキャリアと働き方支援サイト ・看護職のキャリア ・看護職員の現状と推移 ・看護職員研修事業の実施状況及び事業計画に関する調査について ・看護業務実態調査について ・福祉及び介護施設における看護師の日雇派遣に関するニーズ等の実態調査 ・ナースセンターによる看護職員の復職支援の強化 ・看護師等（看護職員）の確保を巡る状況 ・看護職員等処遇改善事業 ・公益社団法人日本看護協会 ・准看護師のための進学特設サイト ・看護職のワーク・ライフ・バランスの実現 ・いきいき働く医療機関サポートWeb ・医療専門職支援人材確保支援事業報告書（抄） ・賃金構造基本統計調査 ・看護師等学校養成所入学状況及び卒業生就業状況調査 ・衛生行政報告例 ・雇用の構造に関する実態調査（転職者実態調査） ・令和4年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況